アルパカの魅力はコチラ
現地ペルーでの買い付けを大公開
より高品質なアルパカニットを求めて
アンデスの宝石と謳われる「アルパカ」
優れた品質と稀少性で世界から注目を浴びているアルパカ。遥かインカ文明の時代より、比類ないぬくもりと抜群の肌触りで人々に珍重されてきました。なかでも海抜4,000〜5,000メートルのアンデス高地に生息するペルー産アルパカは、
・カシミヤさえ凌ぐと言われる高い保温性
・滑らかでやわらかい至福の感触
・ウールよりも軽い着心地
・耐久性があり、丈夫で毛玉がでにくい
と、アパレル素材としては理想的な特徴がそろっており、かつては金や銀以上に貴重な“アンデスの宝石”と讃えられていました。
〜素晴らしいアルパカ素材の秘密〜
アルパカは南米原産のラクダ科の動物で、その良質な毛が古くから珍重されてきました。アンデス高地に生息するペルー産のアルパカは、一日の気温差が35℃前後にも達する過酷な自然状況から身を守るため、繊維の直径が0.02〜0.03ミリと極細になります。その繊維自体に空洞があるため軽く、保温性・断熱性に優れ、非常に柔らかです。また、繊維が絡みにくいので、毛玉ができにくく、大変丈夫です。
欧米ではトレンド素材として熱視線。アルパカの買い付けにも拍車
稀少なペルー産アルパカは日本よりも、欧米を中心に冬の定番素材としてトレンドになっており、注目を集めています。その影響で近年は欧米からの買い付けに拍車がかかり、特に良質のアルパカニットほど確保するのが難しくなっています。
また、ペルー政府も安定した外貨獲得の手段としてアルパカを積極的に輸出促進しており、高品質のアルパカ素材は年々手に入りにくくなっています。まるで宝石のような扱いに、“アンデスの宝石”と呼ばれるのも納得です。
より高品質のアルパカニットを求めて
アルパカタウンでも当店バイヤーが24時間以上もの移動時間を費やし、ペルーに赴いています。現地ではいくつもの縫製工場、製造現場へと足を運び、良質なニットを提供する工場を常に探しています。その様子をご覧ください。
- ①工場訪問
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滞在中は取引工場だけではなく、腕のいい工場を探して訪問しています。アルパカニットの製造技術は日進月歩です。現在は質が高いとされているものでも、数年後には普通のニットと変わらないレベルかもしれません。製品を見ただけでは違いは分かりづらいですが、着用するとその違いが分かるので気を抜けません。
- ②商談
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質のいいアルパカを確保できるよう交渉スタート。バイヤーの腕の見せ所です。現地でこうした地道な交渉を重ねながら、セーター、カーディガン、ベスト、チュニックを買い付けています。また、新作のデザインなどの打ち合わせも行います。
- ③視察
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交渉だけでなく、実際に縫製工場や製造現場を視察し、品質に問題がないか、工場の清潔度、検品・出荷体制など様々な視点からチェックをしていきます。こうした視察は訪問時だけではなく、現地在住のスタッフも定期的に行っています。
カシミヤよりも暖かいと言われるアルパカ。ですが、一言でアルパカと言っても品質に良し悪しがあり、特に部位によってはランクの低いものが製品化されることもあります。質の低いアルパカ素材は暖かさや肌触り、耐久性が劣ってしまいますので、アルパカタウンではスタッフが必ず工場の視察を行ってから買い付けをしています。
アルパカタウンでは高品質にこだわった「ペルー政府推奨」のアルパカニットを中心にご紹介しております。安心してお買い物をお楽しみください。 ※ペルー政府推奨品にはその旨を記載しております。